初期虫歯は削らず治せる?最新の治療法
初期の虫歯は、適切なケアを行えば削らずに治せる可能性があります。
フッ素塗布は、歯の再石灰化を促し、初期虫歯の進行を防ぐ効果があります。
また、シーラントを使用することで、奥歯の溝にフタをし、虫歯菌の繁殖を防ぐことが可能です。
さらに、MI(ミニマルインターベンション)治療という方法では、最小限の範囲だけを削り、歯をできるだけ残す治療が行われます。
進行が進んでいない段階で適切な処置を行えば、削らずに治療できる可能性が高くなります。
定期的に歯科検診を受けることで、初期虫歯の段階で治療を開始でき、削らずに済む確率を上げることができます。
重度の虫歯治療!抜歯が必要なケースとは
重度の虫歯は、神経にまで達していることが多く、根管治療が必要になります。
根管治療では、感染した神経を取り除き、消毒・密閉処置を行った後にクラウンを装着します。
しかし、歯の構造が大きく損なわれている場合は、保存が難しくなり、抜歯が必要になることもあります。
抜歯後は、ブリッジ、インプラント、入れ歯などの方法で欠損部分を補います。
歯を失うと、噛み合わせが悪くなり、他の歯に負担がかかるため、できるだけ早期に治療を受けることが重要です。